Crystal Tea

韓国のシンガーソングライター、Crystal Tea(크리스탈 티)。

 

韓国発のアーティストで韓国語で歌ってるんですが

K-popじゃなくてJ-popをやってる感じですね。

昭和までは行かない平成時代のレトロ歌謡。

 

 

 

Karerice

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イチオシはこれなんですが

ド頭のドパーンのアウフタクトからの、リバーブの効いたギターのアルペジオ

一瞬で終わるイントロがまずツボ。

 

その後もひたすら疾走感のある小細工のないエイトビートに乗せて

ギター、ハモンド、シンセと、元気に動き回るベースが全部かっこいい。

 

東京事変の透明人間に近い感じがしますね。

テン年代向けに再構築されたベタな歌謡のアタリを狙っている感じ。

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There There

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この曲もかっこいい。ギターロック。

ドライでエッジなギターとアグレッシブに動き回るベースとひたすらロックなドラム。

Bメロからの裏拍のキメとかベタすぎて大好き。

展開がとにかくベタなんだけど演奏がカッコいいからうっかりめちゃめちゃ聴いちゃいます。

 

 

 

Romanticist A.I.

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どっぷりドラマチックなバラード。

長めのドラムのフィルのあとにすべての楽器が一度に入ってくるところの音圧でまずぐっと来て

Aメロのモールス信号みたいなノイズとか

オブリで差し込まれる、ポルタメントで下降していくシンセとか

ノスタルジックで最高。

 

 

 

Boyfriend Express

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これもめちゃくちゃティーン向けのバンドサウンドポップスで

ギターがひたすらカッコいい。

イントロからのキレッキレのカッティングもカッコいいし

空間系エフェクトからのギターソロ(一瞬で終わる)、

ラスサビの裏で暴れまくってるのもカッコいい。

 

あと何よりメロディが素直にグッと来る。

 

いってみればもうAquaTimezみたいな感じです。

ハンドクラップとか入ってるし、もうこれ虹じゃん、みたいな。

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Twinkle Twinkle Little Scar

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これも上述したRomanticist A.I.と同系のバラード。

メロディもアレンジも非常に(ベタに)ドラマチックで湿っぽいんですが

ボーカルが淡々と、でも情熱的に歌い上げる感じがすごい良い。

ボーカル的に一番「椎名林檎」感があるのはこれかも。

バックバンドも安定感のあるベテランの貫禄を感じます。

 

 

ちなみに椎名林檎のカバーもやってました。

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Night Tempo - Love Actually (feat. Crystal Tea)

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出ました。巨匠 Night Tempo によるフィーチャリング。

もう日本語で歌っちゃってますね。笑

Night Tempoらしい、スタイリッシュになりすぎない洗練さ加減が絶妙ですね。

イントロの鍵盤とかヨレっヨレで脱力させかけて

きっちりビートの効いたトラックで踊らせるっていう。

曲が短いのもいいですね。

 

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Roman Porno

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これは少し雰囲気変わってキュートな感じですね。

スカスカの編曲にトイピアノ的な軽い鍵盤が鳴って

歌い方も少しやんちゃな感じで

どっちかというと小島麻由美チックなナンバー。

 

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midnight bicycle

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この曲はイントロを作らなかったことが大正義。

もうとにかくメロディがキャッチーなので

カウントからイントロ無しで歌に入るんですが

そこで問答無用で引き込まれる。

ローズやハモンドもベタだけどやっぱり最高。

 

 

 

 

プレイリスト(完全版)追加

redpython.hatenablog.com

昨日の記事に載せたプレイリストはエッセンシャル版でして

 

234曲で14時間しかないんですが、

 

 

気に入ってくださった方はぜひこっちの完全版も聴いていただけると嬉しいです。笑

 

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MM FAT - playlist by Atsushi Fujimori | Spotify

 

818曲で51時間です。

 

 

 

51時間、ガチで捨て曲なしです。

よろしくおねがいします。

 

 

 

 

ブログ開設一周年・ふりかえり

プレイリスト

とりあえずプレイリスト置いておきます。

我ながら素晴らしいセレクションなので笑

これ聴きながら読んでもらえればと。

MM - playlist by Atsushi Fujimori | Spotify

 

 

 

 

以下本題。

 

 

 

一年間毎日ブログ書いてみました。

 

 

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前からちょいちょい「いいな」って思ったものを facebook とかでシェアしてましたが、「これ全然残らないな」と思って、

せっかくだからと、昔に開設して放置してたブログに投稿するようになったのがちょうど1年前。

 

なんだかんだ1年間続けられました。

 


今年はうるう年だったので、365日書いても一周しなかったので

ちょうどいいとおもって振り返りでプラス1。

 

思ったことを書いていきます。

 

 

 

 

好みは変わらない

基本的にはその時に刺さってた音楽を紹介してくスタンスだったので

その時のマイブームを反映したものになってますが

基本的にはそんなに好みって変わらないですね。

広がりこそすれ、別の方向にいくことはあんまり無かったです。

 

年齢のせいかもしれないし、

後述しますがサブスクユーザ特有の現象なのかもしれないですね。

 

 

 

とにかく、年をとっても

ポップもしくはキャッチーなのが好きってのは変わらないなと再認識しました。

 

ポップでキャッチーなのはもちろん

ポップじゃないけとキャッチーなのとか

キャッチーじゃないけどポップなのとか

要はどっちかがある程度超えてると「うおお」ってなります。

 

 

 

まあとはいえ

キャッチーってのも完全に個人の好みなので

aiko をキャッチーでないと感じる人もいるし

灰野敬二 をキャッチーと感じる人もいるので

僕のプレイリスト聴いても全然響かないってのはあると思います。

 

 

 

 

天才が無数にいる

普段から新旧織り交ぜて掘り起こすの好きなんですが

掘れば掘るほど天才が見つかるのが音楽の世界の広いところですね。

 

昔に比べてなんのバックグラウンドもない新人でも

ダイレクトに発信するようになったので

層の厚さが半端ない。

 

 

 

 

Spotify はすごい

一番CDを買ってたのはたぶん大学生の頃なんですが、

その頃はCDに毎月何万円も使ったりしてました。

その割に情報も乏しく、外れもけっこうあったので

音楽を掘り下げて、その結果いい音楽に出会うのって

すごいお金かかったんですよね。

 

 

なのでこれは Spotify に限らずサブスク全般に言えるんですが

昔だったらシングルCD一枚しか買えないような値段で

実質ほぼ無限に、しかも即座に聴くことができるっていうのは

改めてホントにすごいと思いました。

 

 

せっかく買ったんだしみたいなサンクコスト意識で

好きでもない音楽を我慢して聴くことで見えてくる世界もあるとは思うんですが

学生当時も、勉強だと思ってピンとこない名盤とか頑張って聴いたりしましたが

結局は好きなCDばっかり聴いてたのでそんなに変わらないですね。

 

 

 

 

 

 目立った記事

一番ハネたのはよくわからないけどCOCOBATの記事でした。

未ログイン状態のGoogleで「タケシット」で検索すると Wikipedia より上、トップに出てくる快挙。

 

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YouTube は消える

サービスとして将来オワコン、みたいな話じゃなくて

個別の動画がなくなる、って意味です。

なるべくオフィシャルなYouTubeを選んで書いてましたが

たまに過去の記事とか見返すと、ちょいちょい消えてるのもあって

まあその辺はしょうがないのかなーと。

 

 

 

 

 

 

今後

1ヶ月過ぎたくらいからなんとなく毎日続けてみようかなって意識がありましたが

今後はちょっと不定期になるかもです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

 

 

バーバパパ

YouTubeを主戦場とする日本のクリエイター、バーバパパ

 

コンポーザーっていうよりは映像クリエイターですね。

映像を見せるために音楽を当ててる。

 

 

基本はEDMをベースに、色んな方向から様々に(主に視覚的な)フックを入れまくった作品を作っています。 

 

わかりやすく言えばアングラですね。

アングラだけど、それにしては再生回数が半端ない。

 

 

 

ウ”ィ”エ”

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代表作はコレでしょうね。

見てもらえばわかるんですが、音楽的にはややミニマルながら正統派なダンスミュージックです。

だけどとにかくMVがアホみたいにインパクトある。

ジャンルは全然違いますが、Max Cooper とアプローチのベクトルは同じですね。

redpython.hatenablog.com

 

 

 

 

田舎でよく聞く鳥の鳴き声をEDMにしました(ハトの鳴き声)(キジバト)

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これとかタイトルからしてシュールですね。そのまんまです。

でもなんか和風なスケールが使われていて情緒的でもあり、ずっと聴いてるとちょっと感動すらしてきます。

ドロップの入れ方なんかも結構ツボを付いてくる。

 

 

 

 

 

レインボーロードDSを流しそうめんなどのEDMにしました

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比較的アッパーなトラック。

 

テン年代って音楽の裾野が広がった一方、サウンド的にはきちんとパッケージングされてない、いわゆる素人の作った音楽もYouTubeを通じて一般リスナーに届くようになって市民権を得た時代ですが、この曲のサウンドもその辺りのコンテキストを明確に引き継いでる感じありますね。もちろん意図的に。

 

 

 

思い出してEDMにしました

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エレクトロスウィング的なナンバー。

ぶっといシンベがカッコいい。

タイトルはよくわかりません。

 

 

 

 

うわ怖、EDMを添えてみました

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不気味だけどギリギリグロくないMV。

 

 

 

 

 

ラジオ体操をElectro swingのEDMにしました

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これもカッコいい。映像はもちろんスラップベースやシンセの差し込み方がツボ。

ラジオ体操がどこにあるかはちょっとわかりませんでした。

 

 

 

 

 

 

KiWi

コンポーザー2人組のポップユニット、KiWi。

 

2人ともそれぞれ別に音楽活動をしています。

 

 

 

 

KiWi物語

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洋物のキュートなホラーをモチーフにしてます。

ホーンテッドマンション的なやつですね。

MVに出てくるヘンゼルとグレーテル的な登場人物はたぶん KiWi の二人かなと。

 

乾いてるけど存在感のあるベースや、1:03からの鍵盤のソロ好き。

結構凝った世界観を出しているのに、テーブルにMacだったり鍵盤やサンプラーAKAIのAPC40?)を置いたり、そういうところで外してくるの大好き。

 

 

Ghost and Pals と近いかもですね。

redpython.hatenablog.com

 

 

 

Daydream

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超カッコいい。

結構なクラシカルなバックグラウンドがないとこんな曲書けない気がします。

背景のMIDIのピアノロールもワクワクします。笑

 

 

 

 

おばけのキウィのうた

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エレクトロスウィングですね。軽薄だけどそれがカッコいい。

 

こういうオールドの欧米のエキゾ感を持った、子供向けの絵本なんかをモチーフにした楽曲は

昔やってた Hazel Nuts Chocolate を思い出します。

www.youtube.comこの曲の最後の「ヘイ!」は僕の声も入ってます、たしか。笑

 

 

 

 

 

おばけのキウィの古時計

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時計のカチコチ音がちゃんとパンニングされてるのがツボ。

1:20〜あたりでちょっとメリーゴランド風になるのは、たぶんこのおばけが見てる夢なんでしょうね。かわいい。

 

 

 

 

 

March

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ケルティック吹奏楽

オーボエ的なサンプルと、1:34あたりからのホイッスルと大太鼓、スネアドラムのパート大好き。

インストだけどめちゃくちゃ聴き応えのあるトラック。

 

 

 

 

 

Witch's Lesson (Wiwek Remix)

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EDMのDJ、Wiwek が KiWi のファンだってことで作られたRemix。

元々のKiWiのフレイバーは残しつつも、トランシーな仕上がり。

 

原曲はこちら。

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こっちはこっちで 2:45 あたりから結構ハードめなEDM風な感じは出してますね。笑

カッコいい。

 

 

 

 

 

VivaOla

Solgasa のメンバーで、コンポーザーで歌手でもある VivaOla。

高校の頃から音楽を作り始めてバークリー音楽大学にも留学中。

 

 

国籍では韓国人だけど、0歳から日本で暮らしているので韓国語は独学らしいです。笑

 

 

 

The Artist (feat. Tommi Crane)

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ラッパーのトミークレインとのコラボ曲で

この曲はまず何よりもドラムのパターンがシンプルながらめちゃくちゃ気持ちいい。

クリスピーなスネアのサウンドとか適度な音圧のキックとか。

 

他にもフェイクが細かく入っていたり

ドリーミーで Synthwave なシンセのパッドがフィーチャーされていたりと

個人的にすごい好き。

 

 

 

 

 

 

Vise le haut

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これもめちゃくちゃカッコいい。

同様にSolgasaのメンバーでもある大分のラッパー Wez Atlas のハイトーンでハイスピードなラップが超好き。コロラドで暮らしてたこともあって英語が超うまい。

 

この金髪の彼が VivaOla ですね。

 

もうひとりのドレッドのラッパーは Jua で、かつてバンドだった頃の初期MondoGrossoでラップをしていた B-Bandj の息子。

European Expedition のビデオはめっちゃ見ましたね。

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One of these nights (feat. Jua)

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Jua とのコラボ第2弾。

これもドラムループがかっこ良い。このフレーズだけループして聴いてられる。笑

切ないメロディとクールなエレピのソロがカッコいい。

 

 

 

 

 

 

Tokyo Syndrome

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フィルターがかかったピアノとドラムが気持ちいい。

ラップもイキりすぎたり奇をてらったりっていう変なクセがなく、自然体で

アーバンなメロディーパートとのつなぎがシームレス。

 

「Tokyo Syndrome」っていうタイトルは、元々ONE OK ROCK のファンで、彼らのアルバム「Nicheシンドローム」からインスパイアされたとのこと。

 

 

 

 

 

 

Even After All

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非常に彼らしい、美しいメロディとトラック。

ミニー・リパートンのようなハイトーンボーカルと、ドラマチックなコード進行とアレンジ。

 

 

 

 

 

 

 

sooogood!

カラスは真っ白っていうバンドで

ギターを弾いていたシミズコウヘイによるソロプロジェクト。

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カラスは真っ白とはちょっとアプローチの異なる、ユニークな音楽を作っていて

これはこれでかなり好き。

 

 

 

PEACE

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シュールでローファイなポップス。

コミカルなビートとポップなアレンジに、90年代の渋谷系のノリを感じます。

MVがオシャレでクレイジー

 

 

 

 

 

 

ドラマチックピンクビキニ feat. 藤井隆

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EW&F的な有機的なダンストラックと、対象的に

宅録っぽいシンセやサンプルを使用したトラックが超カッコいい。

楽器がたくさん出てくるMVもオシャレでカッコいい。

藤井隆は出てこないです。笑

 

 

 

 

 

LOVER

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ローファイ感全開のトラック。

あらゆるサウンドがデッドでいい感じに枯れてる。

細かいシンセの使い方が丁寧だし、なにげにメロディがちゃんと良い。

 

 

 

 

CUP-MEN

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ネタっぽいけどサビのメロディが切ないっていうギャップ。

このMVも自分で作ってるようです。技術はともかくセンスは最高ですね。笑

 

 

 

 

 

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オートチューンを駆使したアーバンなトラック。

1:38あたりからのカットアップ感あふれる間奏好き。

 ラスサビのドラマチックな展開がエモいです。

 

 

 

 

 

DELUXE with Chunky Cookie Club

www.youtube.com女性3人組ラップグループの Chunky Cookie Clubとのコラボ。

ドリーミーでVaporwaveっぽいノスタルジックなトランス感のあるトラックに

脱力系のラップが乗って非常にエッジながらやんわりとした時間が流れています。

 

 

 

 

 

エビフライのうた

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短いながらもブリブリのベースがカッコいいトラック。

エビのプリプリと掛けてるんでしょうか。

ハイクオリティ・センスでふざける感じがケンモチヒデフミと被ります。笑

ちょっとシャンユーっぽい。

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