ヌンチャク
今日のは懐メロ。
90年代のジャパニーズ・ハードコアブームの一角を担っていた、ヌンチャク。
当時のキッズももうアラフォーやアラフィフになるんですが、その後もマキシマムザホルモンとか、テン年代に入ってもスクリーモやピコリーモのバンドも多いので、やっぱり若いうちはこういう音楽聴いて育つのが健全なんだと思います。
ヌンチャクは1993年に結成、98年には飽きちゃったので解散したっていうやんちゃなバンドです。
当時割とメジャーだったツインボーカル。
ハイトーンのクニと、デスボイスのムカイ。
マラダイス
ドラムのリョウヘイがスネアにクリアドット使ってるのが潔いですね。
ゴースト・ノートとかやらないよ、みたいな。
ハイスタに始まったこのパンクブームでは英詩が主流でしたが、ヌンチャクは極めて下世話な男子っぽい歌詞が印象的でした。
ただ、下世話なんだけどアホっぽくないんですよね。不思議。めっちゃ下ネタぶっこんでくるんだけど、言葉のチョイスや組み合わせに感心してしまう。
はけぐちドール
やっぱりこれが一番好きですね。
クニのクレイジーがかったハイトーンボイスが大好き。
ちなみにツインボーカルで高い方と低い方がいるときは圧倒的に高い方が好きです。
MICROPHONE PAGERだったらtwiggy。
RIPSLYMEだったらペス。
ヌンチャクだったらクニ。
当時 mixi で「クニ派か、ムカイ派か?」みたいなトピックもありました。笑
ちなみにクニはCOCOBATのベースのタケシットと腕相撲してタケシットの腕を折ったっていう伝説があります。
骨折するレベルの腕相撲ってよくわからない。
あんまりたくさん曲があるわけじゃないんですが、このアルバム聴いておけば間違いないです。
一曲目のめおとチックから始まってひたすら重低音。
たしかドロップDが規定だったような記憶。
当時のAIRJAM世代のハードコアバンドは曲が短いので、意外と最近のストリーミング時代にマッチする気がしてます。ザッピング向け。
このアルバムも9曲入って20分弱。
解散後はそれぞれ他にバンドをやったり再結成とかしてるようですが、一番フックになってるのはベース小島氏がCOBOLエンジニアから起業して社長やってるところですね。
まさかの同業っていう。笑
IT黎明期に日本の金融システムを支えていたようです。
Microsoft Azure MVP。
普通にすごくてウケる。笑