猫戦
京都の現役大学生による5人組シティ・ポップバンド、猫戦。
シティ・ポップといっても令和の感じじゃなくて、若干昭和気味のフォークロアな、大滝詠一以前の感じですね。
全体的に音数は少なめで、一つ一つの楽器を丁寧に演奏している印象です。
サテライト
軽やかなギターのイントロから始まり、控えめだけどピースフルな高揚感に心が突き動かされます。
ボーカルのニュアンス使いが結構ツボ。2:06 からの「だから私、何も言えないわ」のところで、「あにもいへないわ」になってるところとか。
鉄琴風のエレピがソフトロック感も醸し出しており、懐の広さも感じさせるナンバー。
オー・エル
エレピと、優しい透明感のあるボーカルの絡みが心地よいポップス。
2:07 あたりの「苦くてたまらないけれど」の「けれど」のボーカルのニュアンスとか、このへんのひとクセいれてくるアプローチ良いですね。オブリもちょいちょい入れてくるのも好き。
ボサノヴァのフレイバー。
物理CDも出してますが、なぜか8cmシングル。
たしかに、前時代的なCDっていうデバイスの、更に8cmっていう意味不明で不便極まりない、でもキュートなフォトジェニック感のある不思議な存在に惹かれるのは理解できる気がします。
・8センチCD-R 仕様となっております。ご自宅の再生環境を予めご確認お願い致します。
— 猫戦 (@OdoroyoCAT) 2020年7月15日
・mp3データDLコード封入あり
お取り扱い店舗
*Fastcut Records (加古川&Online shop)
*Holiday!Records (Online shop)
*Sone Records (浜松&Online shop) pic.twitter.com/kaqSQBVeqh
Private Beach
優しい歌声で紡がれるノスタルジーあふれるナンバー。
ドラムのゴーストノートが丁寧で好感が持てますね。
鶴
めちゃくちゃ良曲。
凝ったメロディに乗せたエレピとギターの掛け合い。
枯れたローズのサウンドが、奥ゆかしく美しい世界を演出。
まだあまり曲数自体は多くないですが、今後が楽しみなバンドです。
Easycome あたりが好きな人には受け入れられやすそうなイメージ。