Shrek Is Love
アメリカのバンド、Shrek Is Love。
メンバーは西海岸と東海岸に分かれており、オンラインで曲作りを進め、リハはたまにしかせず、リハなしでライブを行うこともしばしばあるそうです。
シュレックはアメリカの有名なアニメーション映画に出てくる緑色の化け物ですね。
メンバーがみんな純粋なシュレックの大ファンだそうです。
で、"Shrek Is Love" っていうフレーズは、元々はシュレックに性的な好意を抱いてしまった少年をネタにしたミームなんですが
このバンドはその由来からは想像もつかないスマートでオシャレなバンドです。
Michael Mayo(マイケル・マヨ):ボーカル、シュレック
Jacob Mann(ジェイコブ・マン):キーボード、ファークアード卿
Nick Campbell(ニック・キャンベル):ベース、フィオナ姫
Christian Euman(クリスチャン・ユーマン):ドラム、クッキーマン
シュレック見たことないので知らないんですが
一応それぞれ役の担当が振られてるようですね。笑
Lord Farquaad
ファークアード卿。
マンのシンセとマヨのボーカルがクール。
中盤のオクターバをかけたベースソロもカッコいい。
Still Alive
スタジオセッション。
疾走感のあるフュージョン。
でもフュージョンっぽくないシンセのチョイスや、マヨのボーカルにかかったエフェクトもクールでカッコいい。
MVの編集がシュール。笑
Love On Top/Party
めちゃくちゃ上手い。
ドラムのクリスチャンのスネアのゴーストノートが職人芸過ぎてため息が出ます。
メロディもキャッチーでロマンチック。
This Is My Swamp
途中だけ切り抜いて聴いたら一瞬ウェザー・リポートかと思うくらいのコンテンポラリー・ジャズ感。音が若いけど。笑
ベースがフレットレスですね。
マヨのボーカルも色気があってカッコいい。
Fiona
フィオナ姫。ロマンチックなバラード。
ディレイとリバーブをかけたエレピが、ドラマチックでアーバンな雰囲気を醸し出していますね。
最後に一回終わって、思い出したように4小節だけ演奏するのとかかなり玄人好みですね。
An Ass for a Friend
もっとも、いわゆる「フュージョンっぽい」曲。
ムダに多いキメ、ポリリズム、フェイクなど
コピーするの大変そうだけど楽しそうな曲。
3:10あたりからのリズムの転換もライブで盛り上がりそう。
Promise
夜通し起きていて、日の出直前の頃に
ラジオから流れてくるような優しいスムースジャズ。
3:15あたりから始まるフェイク・リズムのパートから、マヨのスキャットに移っていくあたりが楽しそうですね。上手い。
Giant Steps to the Castle
この曲もエレピのフレーズが印象的。
マヨのラップもかなりクールで、洗練された印象のナンバー。
ライブ。
アシッドジャズですね、カッコいい。
番外編
作曲者でベースのニック・キャンベルがリードする
ボーカルのマイケル・マヨ抜きでのスタジオセッション。
ボーカル抜きでも成り立つ作曲能力。
カッコいいし上手い。