Ray Ellington
陽気なオジサンによるゴキゲンなJazz。
ジャズっていうとちょっと語弊があるかな?っていうくらいノリがいいです。
ロックンロール・ジャズとでも言うべきかも。
ゴキゲンなナンバー。
ちょっとボブ・ドロウ感もありますね。もうちょっとヤンチャですけど。
2:00〜からの大サビではブライアン・セッツァーかと思うくらいロックンロールしてます。
これもゴキゲンで好きです。
ミュージカル映画「ショー・ボート」から、ポール・ロブソンによるOl' Man Riverのカバー。
原曲は哀愁漂う、でもスケールの大きい感動的な曲なんですが、レイ・エリントンにかかると非常にコミカルになります。
思わず踊りだしたくなる、っていうのはこの曲のためにある言い回しだと思います。
一応原曲こちら。
全然違いますね。笑
これはMr. Sandmanのカバー。
これはめちゃ相性いいですね。
1:55〜シャッフルから縦ノリになるところが笑えます。かっこよくて笑える。
エレキギターを大胆にフィーチャーした曲
イギリスで初めてジャズにエレキギターを導入したバンドらしいです。
リズムも目まぐるしく展開して飽きさせない。
ルーツとしてはルイ・ジョーダンに影響を受けてますね。
これもカッコいいですね。ロックンロールのルーツとも言われてます。
ちなみにレイ・エリントンは芸名で、本名はヘンリー・ピッツ・ブラウン。
彼はボーカルだけじゃなくてドラムとピアノの名手でもありますが、なんと言ってもこの顔が良いですね。
チョビヒゲと表情。
あと笑いのセンス。
このアルバムは隠れた歴史的名盤なんですが、
下着の女性を大々的に載せた横に、自分の顔の三連発。
かなりいいセンス。