Atari Teenage Riot
デジタル・ハードコアの創始者にして皇帝、アレック・エンパイア率いるグループです。
デジタル・ハードコアの本家本元。
よくATRとか略されてます。
かなり扇動的な音楽なので本国ドイツでは度々発禁になってるとのこと。
反体制を標榜するグループである彼らにしてみたら、そんなの箔付けにしかならなかったと思いますけどね。笑
90年代に活動を開始。当初はMCのカール・クラックとハニン・エライアスとの3人で活動していましたが、カールが急逝した後はATRとしての活動をしていませんでしたが、2010年からメンバーを一新して活動を再開しているようです。
Tourtrailer 2019 Europe, Mexico, Russia Tour
これは2019年のツアーのトレイラー。
かなり硬派ですね。EDMとか生ぬるくて軟弱な気がしてきます。
Atari Teenage Riot の名前の由来は
Portuguese Joe の曲に "Teenage Riot" というのがありまして
Teenage Riot - Portuguese Joe 1957 Surf Records
これに、80年代にアタリ社から作られていたPC・シーケンサーの "Atari ST" から Atari をつけています。
Sick To Death
もう懐メロですね。
今聞くと意外とメロディがしっかりしてて聴きやすい。
このロゴもカッコいい。
Atari Teenage Riot
Atari Teenage Riot の Atari Teenage Riot。
ATRはBPM早めで縦ノリの曲が多いですが、これはディストーションギターが入った横のグルーヴで、これはこれでカッコいい。
ロック畑から入った身としては一番好きでしたね。
ライブ行ったことはないんですが、ドロップ(?)の "What did you say!?" からの "Atari Teenage Riot!!" は盛り上がりそうです。
Reset
サムネイルの右の女性は日系アメリカ人の Nic Endo で、顔に「抵抗」の「抵」の漢字のタトゥーをしているっていう、かなり筋金入りのレジスタンス。
日本語の歌詞が入ったMVですが、オフィシャルの映像です。
それにしてもアレックは老けないですね。
ちなみに2020年代の日本でもデジタル・ハードコアの血脈は受け継がれていて、その一番斜め上を行っているのが、アイドルグループの 代代代 だと思います。
代代代 - ZZアリン(MV)
EDMとかじゃなくてデジタルハードコアに向かっちゃってる。笑
本人たちはこの方向性でよかったのかな。笑