Neil & Iraiza
ニール&イライザ。
これ好きでしたねー。サビのマイナー進行はベタでちょいダサいくらいですけど、こういうの好き。
ジャンルでいえば渋谷系。
堀江博久(Key)と松田チャーベ岳二(Dr,Perc)の二人からなるユニット。
男子は知らないと思いますが、ニールとイライザっていったら昭和を代表する少女漫画キャンディ・キャンディに出てくる意地悪兄妹です。
男子2人組なのに、少女漫画に出てくる、しかも悪役キャラをユニット名にしちゃうセンスが象徴的。渋谷系ではかなり有名な二人ですね。
ベックみたいなデッドなピアノとピチカート、しっかりコード感のある展開とキャッチーなサビのメロディ。
これも割としっかりポップでキャッチー。
このユニットも後半になっていくとアプローチが抽象化していくんですが、この頃はまだポップ。いや、基本ずっとポップなんですけど、ちょっとキャッチーじゃなくなっていきます。
ふたりとも楽器がかなり上手いのでインストも多いですね。
これなんかは後期の象徴的な曲ですね。
アレンジはミニマルだしボーカルは主張が薄いんだけど、コード感があってカラフルなポップソング。こういう曲がニール&イライザの得意なところです。
ちなみに以前紹介したラーナーズはチャーベ氏が仕掛けてます。
渋谷系にとどまらず、わりと日本のエッヂな音楽シーンにガッツリ食い込んでいる二人なので、その二人が一緒にやっているっていうところがすごいグッと来ます。