King Crimson - トリプルドラム期
正直、キング・クリムゾンは紹介するの難しいんですよね。
基本的にはギターのロバート・フリップがやりたいことをやるためにメンバーをとっかえひっかえするバンドなので、ただでさえ歴史が長い上にまったく落ち着かないで常に変化し続けるので、どこを紹介するのかな?っていう感じがしちゃいます。
なので、今回はもう比較的最近の、わかりやすい、キレイなライブ映像があるトリプルドラム期を取り上げたいです。
日本語版ウィキペディアによるとこのあたり。
2010年代 トリプルドラム期(2013年 - 2016年)
英語版とはこの辺の区切り方が異なるんですが、まああんまり細かいところは気にしないでいいと思います。笑
で、ライブなんですがキング・クリムゾンといえばこの曲。
ロック史に輝く異形の秘宝。21世紀の精神異常者。
精神異常者ってのがNGワードになってからは21世紀のスキッツォイドマンと表記されてますね。
ここでボーカルをとってるのはジャッコ・ジャクジク。
再現度高いのが聴きどころです。
原曲は有名すぎるジャケットのこの曲。
それにしても映像がめっちゃ綺麗。
トリプルドラムが前列にあるっていうのがドラマーとしては嬉しいですね。
ロバート・フリップは定位置のステージ上手側。
クリムゾンでも屈指の名盤、Redからこの曲。
イントロからゾクゾクしてきます。
そして4:22あたりからの、急に音数が減ってからの張り詰める緊張感が好きです。しかも結構長い。7:33あたりでドラムがドコドコ入ってくるまでずっと続きます。
原曲。
この写真3人並んでるけど、実はめっちゃ仲悪かった時期で、撮影は別々にしてるそうです。
ディシプリンとビートが個人的に好きなアルバムなので Waiting Man とかこの編成で見てみたかったですね。