羊文学
羊文学。
一見ガールズバンドっぽいんですが、ドラムだけ男子です。
オルタナとかシューゲイザーっぽいかんじの3ピースバンドです。
ドリーミー。
これはMVが岩井俊二監督。
サウンドも90年〜00年のシューゲイザーまわりの空気感がありますね。
イントロのアルペジオとか、すごい後ろのめりのボーカル、ディストーションギターで埋める感じとか、一転してクリーンギターのハーフミュートで刻む感じとか。
ただ色々見たり聴いたりして分かったんですが、Vo/Gtの塩塚モエカさんステージに立ったときのオーラが全然違いますね。
アー写とかMVとかと全然違う。別人かと思うくらい。
本人は意識してやってなさそうですけどね。
たぶんこの佇まいは天性のものっぽい。「スイッチ入れて入るモード」とかでは無さそう。なのでコピーバンドとかしたら苦労しそうですね。絶対再現できない。
ドラムがまた良いですね。
タムをバスドラムにマウントしないでスタンドで立てる感じとか、シンバルスタンドがストレートな感じとか、フェルトとか付けないところとか。笑
スネアと同じくらいの高さに水平にセットされたタム。
癖のあるフォームもバンドの雰囲気にマッチしてますね。
フクダヒロア(Dr)(撮影:川島悠輝) [画像ギャラリー 3/14] - 音楽ナタリー
これはまたMVですけどドリーミーで儚くて美しい良曲。
ジャンルとか音楽性としては新しいものではないですが、そういうフィールドで新しい才能が出てくるのは良いですね。