ev.exi
イギリス、グラスゴーの Vaporwave/FutureFunk コンポーザーの ev.exi。
強めのキックと手数多めなベースが特徴。
どっちかっていうと、家で聴くよりはフロアで流す方が向いている気がします。踊りたくなる。
xoxo
シンセの音色は Vaporwave の文脈を踏襲してますが、比較的カットアップを大胆に使ってる印象。全体的にドリーミーなモヤモヤした曲が多いジャンルには珍しい気がします。
Mode
この曲も、とにかくベースがカッコいい。
ちょっと SquarePusher にも近い感じがしますね。ミニマルな音源と、狂気を帯びたカットアップの嵐、そしてファンキーでテクニカルなベース。
Remember
豪快なサイドチェイン、ブリブリしたシンベと、低音の効いたスネアが気持ち良い。
2:10からのメロディアスなビルドアップから、2:42からのドロップで盛り上がりますね。楽しそう。
Limitless
シンセのリフだと思ってたら、2:44 あたりでやっとボコーダーの音声だと分かる。笑
この辺めちゃめちゃカッコいい。
Getting Late
これは割とキャッチーですね。
ロシアの FutureFunk コンポーザ Desired とのコラボ。
2:28からの熱量半端ない。
攻撃的なベースと、負けじと前に出てくるサックスのせめぎあい。笑
ちなみにサンプルネタにされてるのはこちら。角松敏生。
Take It Away
Transition
もはやダンスクラシック。
忙しないベース、全体に漂うオールドスクールなソウル感と、対象的なデジタルシンセの音色のコントラストがクール。
インタビューを呼んでいると、ダフト・パンクやデッドマウスの影響を受けており、単なるFutureFunkっていうよりはもうちょっとテクノやハウス寄りのフレイバーを感じます。
Auto Filter
タイトル通り、フィルターをふんだんに使ったトラック。
ただこの曲の個人的なツボは 2:08 あたりから始まるシンセソロですね。
小さい頃にピアノを習っていたようで、このあたりのテクニカルな素養が他のコンポーザとの違いですね。
やっぱり楽器を弾ける人が作った曲が好きです。笑