Kakeru
岡山のDJ、コンポーザー、グラフィックデザイナーの Kakeru です。
日本のFutureBassコンポーザーは、海外勢に比べると
胸焼け上等の毒々しいアレンジのベクトルや、ポップさに貪欲なところとか
あと基本的にキャッチーで、キッチュに寄せるのを恐れない感じとか
そのへんの好みが圧倒的に近いので、大好きです。
Do you love me?
歌い手界の初音ミクこと、りんたるとのコラボ。
音数が多くて忙しないFutureBass。ビルドアップとドロップに頼らない、情報量が多いEDM大好きです。
こういう極めて電子チックなピアノの音源良いですね。
FUYUHANABI
Aメロからカットアップ全開のポップなトラック。
キメも多くて、シンセの音色が下品なほどポップなのとか、1:20からシャッフルになってからのドラムが妙に生々しいのとかも好き。そもそもの音数も多いし聴いていて楽しい。
こういう曲ってどこで編集作業を終わりにするのか個人的にすごい気になります。笑
いつまでもいじっちゃいそう。
Digital Emotion
自身のレーベルであるK@keru RecordsのFutureBassコンピに収録。
2:19あたりからのベースとピアノのカットアップ好き。
mirai
これなんかアレンジがFutureBassなだけで、メロディは歌謡曲かっていうくらいキャッチーですね。
ちょいちょい入ってくるTR-808のカウベルとか、1:06からのベースラインの進行とか、1:27あたりのキメも好き。Japanese FutureBass にありがちな感じ。笑
Funky Beverly
これはもはや FutureBass とか FutureFunk ではなく House ですね。
ハウスなんだけど、キラキラしたJ-Popっぽいシズル感は残っていて、クールに寄せがちなハウスとは一線を画していて好き。
とはいえハウスってほとんど知らないんですが、クールじゃなくてキュートなアプローチをする海外DJってあんまりいない印象。いたら是非教えてほしいです。
Strangers
これも Kakeru ワークスなんですが、海外勢ってこういう曲が多い印象。
やっぱりクールに行くんですよね。個人的にはキュートな方が全然好き。
ただ、そっちも行けるんだ、っていう意味でその器用さに感心しました。