シンリズム
神戸出身のSSW、シンリズム。
シンリズムはなにげに本名で、漢字で書くと新理澄。
おしゃれですね。ちょっとバカリズムっぽいですけど。笑
ただホントに、最高に上質なポップスを作っています。
作詞・作曲・編曲・演奏を一人でこなす、マルチプレイヤー/コンポーザー。
ひとりキリンジ。
イントロのアレンジからして貫禄がありすぎる。
ローズ大好き。
すごい安心するメロディとアレンジと声。
イントロのフルートのリフレインや、サビ前のブレイクのユニゾンなんかは完全にキリンジですよね。ボーカルの歌いまわしは小山田圭吾っぽいし、めっちゃツボです。
令和における、渋谷系の正統後継者です。
この辺はフリッパーズ・ギターの「ヘッド博士の世界塔」を意識してそう。
横ノリでタブを聴かせたディズトーションギターと、リバーブのかかったクリーンギターのアルペジオのコントラスト。
そしてヘタウマなボーカル。
でもメロディがしっかりあってキャッチー。最高です。
これも好きですね。
Aメロで早々に出てくる半音。
ベタだしダサいんですけど超好き。
これはギターポップ色つよめ。
ザ・渋谷系。
ソフトロックのようなコーラスワークと、ネオアコっぽい洗練されたメロディ。
イントロからAメロ、Bメロの中で目まぐるしく転調して意表を突く意地悪な感じがニール＆イライザっぽい。
これもキリンジ・チルドレンっていう感じがします。
メジャーでポップでありながら重厚。
SHISHAMOの宮崎朝子をボーカルに迎えたこちら。
以前紹介したショコラにも通じる、ソフトロックっぽい落ち着いてノスタルジックなナンバー。
こういう若い音楽家が渋谷系を引き受けて行ってくれるのは嬉しいですし、やっぱり渋谷系っていうジャンルがそれだけ普遍性があり魅力的だっていうことだと思います。
