Gus Dapperton
ニューヨークのSSW、Gus Dapperton(ガス・ダパートン)。
ヴィヴィッドカラーやパステルカラーを積極的に使用した個性的でポップなファッションで話題になっていますが、曲はソフトロックやドリームポップをベースにした、優しいメロディアスな作品が多いです。
Prune, You Talk Funny
カナダあたりのドリーミーなバンドっぽい、優しいサウンドとメロディ。
ノリの良い8ビートとリバーブの効いたシンセが、ノスタルジックでエバーグリーンな空気感を醸し出していますね。
ちょっと泣きそうになる。
MVもおしゃれですね。
My Favorite Fish
ガスの恋人が彼のことを "You're my favorite fish." と言っていることから生まれた曲。
スキマの多いアレンジと、対象的に厚みのあるコーラスにシンセが乗って、非常にアーバンなR&B風の曲になっていますが、アコースティックギターのサウンドと鉄弦のフィンガーノイズがいい感じに有機的なスパイスになっています。
Fill Me Up Anthem
サビで投入されるノスタルジックなシンセがいいですね。
おそらくmvにも出てきているRolandのJuno-106。
I'm Just Snacking
MVの再生数では400万回以上再生されている人気のナンバーのスタジオライブ。
こんなに陰気でジメジメした曲なのにクールなのは不思議。
ここでもJuno-106が出てきて嬉しいですね。笑
弾いてるのは音楽家の Ruby Amadelle で、Gusの妹です。
あとはギターのピップアップカバーが密閉型なのとかはこだわりでしょうね。
Post Humorous
アコースティックながら輪郭のはっきりしたビートで気持ちいい。
ビジュアルへのこだわりが感じられるMV。
相変わらず陰気ではありながらも未来への希望が感じられる感動的なナンバー。