Jacob Mann Big Band
ロサンゼルス在住のピアニスト・キーボーディストの Jacob Mann 率いる Jacob Mann Big Band。
DTMっぽいカットアップ風のブレイクやフェイク、サンプリング風のカットインを多用したビッグバンド。
Hold Music
ド頭のパーンっていうアクセントが1曲を通してインパクトを残しており、他の吹奏楽器はその合間に出たり引っ込んだしを繰り返してます。
ギターのジェイミー・アレントも渋い。
そしてドラムがルイス・コール。相変わらずの手数王&クリエイティビティ、あと素晴らしい安定感。意外と邪魔にならないですね。
Kogi
美しくコミカルなピアノから始まる、
ハーフタイムシャッフルの楽しいナンバー。
ブラス隊の部屋のリバーブが、ライブ感あって非常に良いですね。
途中のよくわからない分岐が謎ですね。
トロンボーンソロを聴きたい方は5を
クールフェイスが見たい方は7を
サックスソロをご希望であれば数秒後に始まります
(数秒待つ)
おおっと、サックスソロなんてなかったわ
代わりにトロンボーンソロはいかがですか?(5に続く)
ピアノが素晴らしい。
Bounce House
これもピアノのリフがオシャレなハーフタイムシャッフル(バウンスビート)のナンバー。
差し込まれるディストーションギターがサンプルっぽくてカッコいい。ちょっとカシオペアみたいだけど。笑
Pete Wheeler
ややスリリングなリズムとコード感から始まって、
不思議でやや難解な譜割りのテーマも、上品に吹奏楽っぽく着地させる手腕。
Don't Fly Spirit
この曲が好きです。
テーマもそうだけどシンセソロがコミカルでポップ。
たくさんの16分音符が淀みなく流れていく感じも好き。
ただやっぱりルイス・コールの丁寧でタイトなドラムが良いですね。
余談ですが、ジェイコブ・マンはルイス・コールのライブでもキーボードを担当してます。