The Scary Jokes
アメリカはニュージャージー州のSSW、Liz Lehman による The Scary Jokes 。
いやこれ、めちゃめちゃ好みです。
メジャー感はないし、キラキラ派手なわけでもないし、すごいキャッチーなメロディっていうわけでもないんですが、なんか惹かれます。
スケアリー・ジョークスっていうアーティスト名が現しているような、ダークサイド(Scary)とライトサイド(Jokes)が入り混じったような、ホンワカした優しさと裏に潜んだ狂気が同居しているようなメロディとアレンジ。
Community Gardens
Netflixで絵コンテを担当している、イラストレーターでコンポーザーでYouTuberの Louie Zong とのコラボ。
この曲はあんまりダークな感じはしないですね。
気だるくて後ろ気味な歌い方が良い。ちょっとジョヴァンカ感もある。
Pink Smoke
コーラスと突然のため息。笑
地味だけどインディー感とほんのり不条理感があって好き。
イントロからずっとメインで伴奏してるシンセがノスタルジック。
Death, Thrice Drawn
これはイントロが比較的キャッチーですね。
ただやっぱり歌の裏に不穏な影を感じます。
Blood from the Concrete
タイトルがもうダーク。隠す気なし。笑
ジャケット見ながら聴いてると、二度と帰ってこれないところに連れて行かれる感じがしてきます。
Feelin' So Matryoshka
ポップでキャッチーでノベルティっぽいトラック。
単館映画でやってる映画のエンドロールみたいな雰囲気あります。
こういう曲やっぱり好き。
I Wanna Be the Moon
最後に初期の音源。
初期って行っても2014年とかですけど。
このアルバムは基本的に鍵盤の伴奏と歌だけで、あと冷やかし程度のビートボックスが入ってるだけですが、逆にあまりアレンジに頼らずにこれだけ曲が作れるのはすごいなと思います。
狂気は薄め。笑