The Millennium

1960年代に活動していた、アメリカのサイケデリック・ソフトロックバンド。

 

 

大学生でソフトロックに興味を持ち始めた時に先輩が教えてくれたバンドです。ソフトロックならまずはFree Designとミレニアムを聴けと。

 

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ザ・ミレニアムは当時は商業的にパッとせずに、アルバムを一枚だけ出して解散してしまいました。その後、再評価されて今ではソフトロックの名盤の一つとして挙げられています。

 

 

確かにソフトロックなんだけど、ちょいちょいアバンギャルドなアプローチしてるのが見え隠れします。

 

 

5 a.m.

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これが一番、あるいみ「渋谷系」っぽいかもですね。キャッチー。メロディもわかりやすいしコーラスも美しい。

 

 

 

 

Sing to Me

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珍しくドラムのビートがしっかり入ってる曲。キメもあるし派手。

たぶんやることはないけど、ミレニアムのカバーバンドやったらこれは入る。ってかこれ入れないとライブが地味すぎることになりそう。

そして多分ミレニアムのカバーバンドとかやらない。(2回目)

 

 

 

 

 

It's you

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これが代表曲になりますかね。最後のジェット機が謎。

 

 

 

 

 

Some Sunny Day

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これは僕も大好きな曲で、ボブ・ディランみたいなピースフルなイントロから、鉄琴が入ったり比較的オーソドックスなソフトロックっぽい感じで進んでますが、1:44で突然謎のブレイクが入ったり、3分半しかない曲なのにアウトロが一分くらいあったり、そのアウトロもなんか今までの流れから5度くらいずれた方向に進んでる印象があります。

 

 

 

 

 

The Know It All

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ややダークめではありますが、曲は割とわかりやすい気がします。アウトロで一気にホラーになりますが。

The Know It Allの意味がわからなかったんですが、調べたら "Know-It-All" で「知ったかぶりをする人」のことらしいですね。誰かそういう人がいたんでしょうね。周りに、もしくはメンバーに。

 

 

 

Prelude

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順番が前後して一曲目に戻りますが、このチェンバロが印象的なイントロが、ウェッサイDJの Nobody にガッツリとサンプリングされてます。

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サンプリングっていうかもうリミックス。

タイトル見てもあからさまですね。

 

 

 

 

There Is Nothing More to Say

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この曲もメロディが美しい。

「もうこれ以上言うことはないよ」っていうタイトルですが、アルバム的にはこの後に3曲続きます。笑

 

 

 

こうやって改めて聴いてみると、過去に聴いていたときとは印象が異なったりして面白いですね。こんな音入ってたっけ?みたいなのとか。